Vitpilen 401 ラッピングした話

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コンテンツ力が欲しいっ!!!

大声を出して申し訳ありませんでした

私が乗っているバイクはHusqvarna Vitpilen 401の2020年モデル

購入時のノーマル状態はこんな感じだった

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そして現在はこんな感じ

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ツーリング先でバイクに長年乗っているであろうおっちゃんが「それなにぃ?」と聞いてくる、これは同じVitpilen乗りなら日常茶飯事だろう

そもそもVitpilenを選んだ理由に希少性がある

要は人と被りたくないのである

しかし最近、Husqvarnaさんが調子良いので一日中走ってれば一回は見かけるぐらいになった

体感的にはメタルキングからメタルスライムぐらいのレア度になった気がする(?)

こちらは先日行われたHusqvarnaミーティングの写真

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うーんメタルスライムがいっぱい

これじゃあレベルが上がっちゃってしょうがないよぉ大泉君

本来、同じVitpilenやSvartpilenの台数が増える事は非常に喜ばしい事、でも被りやすくなるのもちょっとなぁって考えるオーナーはきっと私だけではない筈

私は!!同じVitpilen乗りから「それなにぃ?」って思われたいっ!!

大声を出して申し訳ありませんでした

私のVitpilenは兄弟車種のSvartpilenから外装をスワップしていることに加え、排気系やサブコンやセパハンなど色々と手を加えてきた

が、見た目に大きな変化を伴うことは少なかった

もちろん他者との差別化はそう容易いものでは無い

が、出来ることから始めようと思う

そんな訳で今回はオールペンに挑戦した話

長ぇ前書き終了

ラッピングか、塗装か

こちらは、これまで出会った色違いピレン達

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上2枚の701は塗装

その次の401はラッピング

最後の401hq塗装

特に上から2枚目のVitpilen 701は塗装のクオリティが非常に高く、そのルックスと合間って非常にカッコ良い、

ラッピングの方は塗装に比べたら質感はやや劣るが、飽きたら剥がせるという特徴があり、奇抜なカラーリングなど精神的に冒険しやすい側面がある

そこである事を思い出した

以前Twitterで見かけたH2界隈の方々、

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(勝手に紹介してすみません)

H2界隈はフレーム塗装までする方が居るとか

金フレームの車両は下地に本物のシルバー使ってるとのこと

エグすぎる…

真似したくても真似できない領域

エンジンも降ろして、全てバラさないといけない、そんな技術も設備も時間も金も無い筆者は指を加えて見てるだけだった

が、金なしの筆者は

「ラッピングならエンジン下さなくてもフレームの色変えられるのでは?」

という発想に至った

そこでラッピングのプロであり友人のはまちさんに相談したところ施工自体は可能との事

お、話が纏まってきた

ちょうどその頃、私がお世話になっているHusqvarnaのディーラーから余ってるVitpilenのカウルがあるが欲しいか?という打診があり、値段も聞かずに購入する決心をした

という訳で今回はカウル、フレーム共にラッピング施工を行う事になった

色決め

さて問題は色

グレー系は定番だし赤やオレンジの暖色はあまり好みではない

やっぱ青系か…

とりあえずPhotoshopでイメージを作ることにした

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どのカラーでもカッコいい

画像上2枚のシートは純正だが、下2枚の写真ではLUIMOTO製のシートカバーの写真を充ててみた

現状は同社製のブラックレザーのシートを使っているが、この組み合わせならブラウンも悪くない

そしてはまちさんにお願いして実際のフィルムの見本を拝見させて頂いた

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下の画像の見本は光沢がありながらもテクスチャが入っており美しいしニーグリップ性能も上がりそう

そして悩む事数日、

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この組み合わせで施工をお願いする事になった

残す問題は理想に近いラッピングフィルムがあるのかどうか

思い出してほしい、今回はラッピング

もう少し蛍光色に近く、明るい色でも良いのではないか

気に入らなかったら剥がすだけなのでやり直しだって効く

そして私は

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この色のシートを選んだ

費用

このラッピングの為に我が懐から10人以上の諭吉達が2度と戻ることの無い旅に出た

ラッピングとて安い代物ではない

塗装と同じ様に技術力を求められる世界

クリエイティブ業界で働く私は技術力に対する正当な対価はやり甲斐や思いやりではなく英世や一葉、諭吉達にのみ認められる事を痛いほど理解している

勿論私は笑顔で彼を見送った

作業開始

車両を工房まで運ぶ

その際に届いたラッピングシートを見せてもらった

太陽の下だと綺麗に発色し、曇りや日陰などでは2トーンぐらい暗く見える

場所によっては緑被りしエメラルドブルーに近い色合いになる

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こちらはフレーム側

Vitpilenのホイールと近いものを選んだ

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車両を引き渡して数時間後、LINEで進捗報告があった

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なんとスピーディ

ちなみにPilen特有のタンク部分の張り出しに非常に苦労したとの事

翌々日

ほぼ完成した車両を引き取りに伺った

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休日だと言うのに私の我儘に付き合って頂きありがとうございました。

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完成

早速家に帰りバイクの撮影をした

機材は

Leica M10

Summilux 50 ASPH

イメージ通りの仕上がり

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ラッピングとは思えないほどのクオリティ

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コレには大満足の筆者

色温度5600kの光を当てるとかなりポップなカラーだが実際に目で見るともう少し落ち着いたら色合い

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事前イメージではシートがブラウンになっている

Luimoto製のシートカバーだが、今回の完成に納期が間に合わなかったので、到着次第追記する予定

走行中もブロンズとブルーの組み合わせは目を引く

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まとめ

バイクのカスタムをやり尽くしたライダーの皆さん、ラッピングはいかがだろうか

ラッピングであればエンジンを下ろさずともフレームにまで施工をすることができる

そして費用も塗装に比べたら、いくらか安い

Luimoto製のリアシートが到着したので貼り替えをした

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ラッピングであれば飽きたら剥がせば良い

従って精神的にハードルの高いカラーへの挑戦が可能

さらにフレームやタンク等を傷から守るプロテクションの役割も担う

コンテンツ力を欲する諸君、

ラッピングも一度検討して頂きたい

最後に今回の施工に協力して頂いたはまちさんを紹介させて頂く

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#819の日

明日夜久しぶりに乗れる🤤 pic.twitter.com/9NWpXzENR3— はまち®@F4R×997 (@hamarider6250) August 19, 2022

彼のアグスタもまた、フルラッピングが施されている

左右非対称のデザインは一見の価値がある

今回は本当にありがとうございました。

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2019年に写真学校を卒業、都内撮影スタジオでの3年間勤務を経てフリーランスのディレクター兼カメラマンとして独立。2023年5月に合同会社AOKOM入社、現在は物撮りを中心にファッションポートレートから取材撮影、ムービー分野まで幅広く手掛ける。独身ガジェットオタク。

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